COLUMN
2021.08.17
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2021.08.17
このコラムは、FREEZINE編集部にして、株式投資の超ド級初心者であるわたくし清水里華が、いっさいの知識も資産も持たず丸腰で株式投資に体当たりし、トライ&エラーを重ねていく姿をドキュメントでつづり、大いに笑ってもらおうという趣旨の、リアル現在進行形のコラムです。
注:同時に自分の勉強メモでもありますので、読後感はいっさい保証いたしません。また、投資はあくまでも自己責任でお願いいたします。
さて前回は、プロの機関投資家にお任せして、しばらくは投資信託で様子を見てみようという結論に至ったわけですが、投資スタート時に勢い余って買い込んでしまった分厚い「会社四季報」をみすみす本棚に眠らせておくのも、なんか悔しい。そこで第4話では、この「会社四季報」を本業の広告制作に役立てる方法を探るべく、紐解く本はこちら。
四季報を作ってる中の人たちが、自ら読みこなし術を教えてくれるという、初心者にとっては実にありがたいガイドブックであります。
(いまさら知ったんですが、四季報編集部の人たちは、自分たちで株式取引できないルールになってるんですね。インサイダー取引になってしまうとは言え、なんてもったいないことでしょう。)
今回はこちらのガイドブックから、会社の特色や課題を手っ取り早く読み解くための指標をピックアップし、これから本業で企業広告を作らんとしている企業のページを分析してみました。すると、どうでしょう。近年、世界経済の煽りを食らって売上難に喘ぎながらも、身銭を切ってでも戦略的に設備投資をしていくという「攻め」の姿勢がありありと浮かび上がってくるじゃありませんか。
すでに仕事用に受け取っていた膨大な会社資料やら、中計の資料、IR資料だけを読んでたら、見えてこなかったよ、こんな内容。新しい角度から広告の企画を考えるヒントが見えてきたよ。ありがとう四季報編集部!
肝心の広告企画はと言えば、締め切り間際でひとつも降りてきていないが、とりあえず、待て次号。
都内の広告会社に勤めるクリエイティブディレクター兼コピーライター。
ときには、戦慄のオルタナティヴロックバンド「Very Ape」でドラムを叩き、ときには、WEBメディア「FREEZINE」で企画+取材+構成+イラストを担当。