COLUMN

2019.05.21

ヘアメイクさんの「年収200万以下からの逆転天職探し」 by ゴールデン☆コスミン 第1話/「初任給が同僚の中で一番低かった」事件

はじめまして、こんにちは。
わたしの名前はゴールデン☆コスミンと申します。
普段はマスメディア向けのヘアメイクや
ヘアメイクアーティストのマネージメントのお仕事をしています。
そのお仕事を生業にするまでの苦労や出会いや雑談などお話できたらと思います。

そんなこんなで第1回目は、「初任給が同僚の中で一番低かった」事件。

ヘアメイクになる前は、 化粧品会社の美容部員、
わかりやすく言うと、デパートの化粧品売り場のお姉さんをやっておりました。
1社目はオーガニック化粧品メーカー。
その後、メイクアップアーティストがプロデュースした化粧品会社へ転職しました。
そして悲劇は、転職先での研修最終日に起きました。

優等生の同期から「そういうことはやっちゃいけないんだよ」と怒られながらも、
同僚たちと、初任給のお知らせを見せ合ったのです。
小学生が通知表を見せっこするアレです。
パンドラの箱を開けてしまったその時、私は目を疑いました。

「うわっ…私の月収、同僚より2万円※低い…」
※今思うと5000円だったかもしれない。記憶が曖昧で、衝撃的には2万円レベル。

そう、私だけ誰よりも、低かったのである。
その会社の同期は、新卒の専門学生と、短大生、4大生と
社会人経験のある転職組で成り立っていて、
わたしは大卒で同業経験のある社会人だったのだけれども、
だれよりも月収が低かったのである。

え…、そんなにダメですか…?
わりかし生き辛いタイプなので、
資格を取ったり自分なりに努力してきたほうです…泣

すぐさま人事課に電話で連絡をしました。
説明を求めるも、「面談の際の査定による」と言われてしまう始末。
そうか…、と 諦めかけるも、やはり納得がいかない。
しつこさがチャームポイントの私は、もう一度連絡してみることにした。
「前職で1年間の実務経験があるにも関わらず、
どうして経験無しの新卒の同期のかたと大幅な差があるのですか…。
わたしには何が足りないのか調査をお願いします。」

第2回へ続く

PROFILE

ゴールデン☆コスミン

197X年4月4日生まれ。
2008年よりヘアメイク事務所Sweets主宰。
ヘアメイクアーティストのマネージメントも行いながら、
プレイヤーとしても活動中。
アンチエイジングに目覚め、
ありとあらゆる美容法を体当たりで実践している
足掻く者です。

ヘアメイク事務所「Sweets」