COLUMN

2018.10.31

「よく描き、たまに書く」by kubo 第1回/”クリエイティブ系フリーランス”という選択をした人たち

こんにちは、凹(kubo)です。
フリーランスのイラストレーターです。

このたび、FREEZINE編集長から「絵を描かないか」とお話をいただきました。
「でもFREEZINEは記事のサイトですよね…?」と返したら「じゃあコラムを主体にしてやってみよう」というお話に発展し、こうして筆をとっています。
自分でも何故こうなったのかよくわかっていませんが、編集長のご厚意に感謝しています。

コラムなので毎回テーマを決めて書くわけですが、せっかく初回なので、FREEZINEというサイトならではのお話をしてみたく。
ということで、タイトルは「"クリエイティブ系フリーランス"という選択をした人たち」です。

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FREEZINEのインタビューやコラムに登場する方には共通点があります。
それは「クリエイター」だということ。音楽や絵、写真など、芸術関連のお仕事をしている方がほとんどです。
私自身も、イラストレーターという「絵を描く仕事」をしています。

ところで、「衣食住」という言葉があります。
「食べること」「着ること」「住まうこと」の3点は、生きていくうえでもっとも基本的で重要なことだという言葉です。

その観点で言うと「音楽を聴くこと」や「絵や写真を見ること」は、「生きていくうえで必ず必要なこと」ではありません。
「衣食住」がととのって余裕ができた人間が、はじめて興味を持つもの。それが「クリエイティブ」であると言えます。
また、同じ「食」でも、少し余計にお金をかけて美味しいものを楽しむ「外食」は、ややクリエイティブに近いと言えるでしょう。

そしてそれは、言いかえると「需要が安定しない」ということに他なりません。

フリーランスと会社員の一番おおきな違いは「安定性」です。
拘束時間に対して発生する「時給」がないフリーランスは、収入が非常にブレやすい働き方。
それに加えて、扱う商品の需要もムラがあるとなれば、不安定なのはなおさらです。

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一方で、クリエイティブ業とフリーランスは相性が良いところもあります。
需要にムラがあるからこそ、その時必要とされている場所にすぐ飛び込めるフットワークの軽さが求められる。
また、自分自身のセンスをウリにしているクリエイターにとって、それを求めてくれる相手がいた時に、「就業」という契約に縛られ機会損失をするのは悔しい。

実入りの安定しない不安と闘いながら、可能性を信じて身軽に立ち回るのが「クリエイティブ系フリーランス」と言えるかもしれません。
もちろん、世の中おいしいところばかり楽しめる話なんてありませんが、それでも、ちょっとでも、不安を取り除いてクリエイター達がのびのびと働ける仕組みが整えばいいですよね。

なんてことを考えながら、私もまた、今日も不安定な収入に直面しながら絵を描いています。

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PROFILE

凹(kubo)

よく描き、たまに書くイラストレーター。
仄暗くて寂しげなタッチの絵が得意ですが、本人はとても能天気です。
絵を描くお仕事があればぜひご連絡ください。

◆Mail
kubo.ekaki★gmail.com(★→@)

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