COLUMN

2020.02.14

「整骨と生活」by 林世詩成 第1回/自己紹介

私は普段生まれ故郷でもある栃木県真岡市で暮らし働いています。

職業は柔道整復師という資格を取得し父が営んでいた整骨院を継いで今は父と共に働いています。

特にやりたいことやスポーツ勉強で才能を感じることはなかったのと、父から家業を継げと言われたことは1度もなかったのであまのじゃくな私は自然と家業を継ぐことにしたのかもしれません。

深く考えず資格を取得しいざ働いてみると人と話すのは嫌いじゃないし、患者さんの痛みが取れると感謝され私も嬉しい気持ちになるので楽しく感じれました。

患者さんとのコミュニケーションの際に音楽よりもプロ野球や大相撲のほうが詳しい私の俗っぽさも幸いしたのかもしれません。

音楽や映画に夢中になったのは上京してから。

音楽や映画好きの中では遅いほうだと思います。

学生時代特有のヒエラルキーや田舎特有の同調圧力にうんざりしていた私にとって、東京で出会えたインディ音楽やミニシアター系の映画はとても衝撃的でした。

今まで感じていた生きづらさがスッと落ちていった気がします。

だから今の私にとってライブハウスやミニシアターはとても大切なものです。

都内の整骨院に勤務していた頃から
「ライブイベントを開催する整骨院を営んでみたいんです!」
と宣言しては同業者や患者さんから
「?」
となっていました。

家業を継いで4年目。

ライブ企画も10回出来ました。

#ミュージシャンと繋がりたい
#音楽好きと繋がりたい

みたいなハッシュタグ的なことは超絶苦手ですが普通に田舎で整骨院を営んでいるだけでは体験出来ないことや出会えない人たちと出会えたりしてやってみて良かったなと毎回思えます。

ラクなことばかりでもないですけどね。笑

昔から文章を書くことは嫌いではないのでこれからこのコラムが誰かの暇潰しになればいいなと思います。

林世詩成

PROFILE

林世詩成

栃木県真岡市
林整骨院の副院長(2代目)
平成元年生まれ

ライブハウスでは林整骨院音楽祭。
自身の院内では林整骨院音楽会などの音楽イベントも企画している。

施術とライブのコラボレーションなど整骨院にしか出来ない音楽イベントを模索中。

2児の父でもある。