COLUMN
2020.11.24
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2020.11.24
昔々10代の頃。京王線のとある駅の漫画喫茶でバイトしていた。
深夜番は人が足らなかったのだろう、出勤2日目から僕は1人で深夜シフトを任された。
監視もなくとにかく暇、マンガは読み放題、飲み物飲み放題で天国じゃーんと思っていた。
1人深夜シフトを1週間くらいこなしたくらいかな、ある日出勤時に店長に話があると呼び出された。
店長すごい顔してる。
気持ちは深夜のバイトリーダーだと思ってた僕はスカした顔で、「何かあったんですか?」と言ったところ、
「これをみて欲しい」と漫画喫茶店内の監視カメラ映像を流し始めた。
ジーザスクライスト
一気に自分の血の気が引くのがわかった。
同時にこの時点で僕は悟った。
終わったと。
ここから悪夢の公開処刑が始まるのだと。
賢明な貴方はもう予想がつくだろう。
僕は勤務中に東京大学物語でオナニーにふけるのをルーティンにしていたのだ。
監視カメラの存在に気付かずに。。
女性にはわからないかもしれないが、10代の男子が監視のない中1人で東京大学物語読んだらオナニーするに決まってるのだ。
決まってるのだよ。
はるかちゃん!
なんて狡猾なワナなんだ!!!
この店長は悪魔だ。。
その一部始終の映像を僕に見せる気でいるのだ。。
今考えると店長はサディストのゲイでプレイの一環だったのか、、?
放心状態ライフゼロの僕をよそに映像は無常に進んでいき、勤務開始早々に東京大学物語をカウンターで読み耽ったのち、それを手に持ってトイレに進んでいく自分が映る。
正直この辺りから記憶がない。
言い訳したのか、認めたのかも全く覚えてない。
あまりにもの負荷に脳が耐えきれず消去したのだろう。
覚えてる事は一つ。
クビになりました。
その場で。
fin
サシ
2017年10月よりスタート。
【自由につくる人。自由をつくる人。】をテーマに発信するWEBマガジン。
concept
1人のドリーマーを中心に、世界的なコピーライター、カメラマン、オルタナティブマンの3名が脇を固め、夜な夜な世界を面白くする戦略を熱く語り合いながら運営を行っている。
「かっこいいものづくり」をしながら現実にサバイブしている先駆者たちのインタビューは必見。
2013年、「room/dreamer」を自主リリース。(現在完売にて廃盤)
2014年、Fragment主宰の音楽レーベル「術ノ穴」のV.A.「HELLO!!! vol.7」に参加。
2016年、guns N' girls Records よりファーストアルバム「Natural Beauty Skin Care」をリリース。
2019年10月 7人編成初のshit「change」をリリース。
Natural Beauty Skin Care
発売日:2016/4/15
レーベル:guns N' girls Records
品番:GAGR-004
自他ともに認める社会の落ちこぼれ、まさにどうしようもないクズ人間4人組が10年もの時をかけて吐き出した、憂鬱と葛藤、自由への叫び。
しかし、こんな時代だからこそ、キレイごとではない彼らの叫びは真実として響き、多くの同世代~若者の胸を打つ。これは現代社会における、若者達のリアルな叫びだ!!
KASHIWA Daisuke 大推薦盤。
01. 自由の結果
02. Dreamer
03. フルーツマン
04. plastic bag
05. LOAN
06. メリーゴランド
07. ROOM
08. Mango fruit (KASHIWA Daisuke remix)
09. 自由の結果 (Shintaro Aoki remix)
10. 愛の歌