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2021.07.30

miNamiのmy-Nami第1弾「Hello1103」インタビュー編集後記

miNamiプロデュースの新コンテンツ、miNamiの「my-Nami」はいかがでしたか?ちなみに「新しい波」をフランス語で言うと「ヌーベルバーグ」。フランス映画の一大ムーヴメントにもなりましたね。そんな次代のカルチャーの萌芽を見出さんとするコンテンツに相応しく、記念すべき1回目のゲストアーティストは、リアルVRライヴという新しい試みにチャレンジするHello1103。取材時には運営メンバーもVRライブを体験させていただき、そのめくるめく映像&音響の世界を堪能させていただきました。今回はmiNamiによる編集後記と共に、他運営メンバー3人によるVRライブ初体験の感想も掲載させていただきますので、みなさまも追体験いただき、興味を持たれた方はぜひ現場にて体感していただけたらと思います。

miNamiの編集後記

学生時代からライブハウスに通い、自分でもバンドをやってみたり、終いにはライブハウスで働き、たくさんのバンドやアーティストに出会いました。
ずーっと思っていたことは、こんなにかっこいい人達はぜひたくさんの人に知ってもらいたい!と言うこと。学生時代の私にできることは友達を一緒にライブに連れて行くことぐらい…。布教活動がうまくいかず、もどかしさを感じまくっておりました…。

しかし!ようやく私も大人になり色々な出会いの中、FREEZINEと出会ったことで今回この企画をやらせてもらえることになり、本当に嬉しい限りです。

そんな第一回は『Hello1103』。
働いていたライブハウスで出会い、ちょっとしたきっかけでVRライブのお手伝いをさせてもらうことになりました。ライブにVJが登場しただけでもライブハウスシーンにすごい革命が起きたなと私は思っていたのですが、ついにVRでライブをやるとは…。これはきっと更に面白い時代が来るのではないかと、これこそたくさんの人知ってもらいたい、しかもHello1103は今年は推したいアーティストすぎるのでもっと知ってほしい!
と言うことで、my-Nami 記念すべき第1回目のアーティストとしてご紹介させて頂くとことになりました。

そして今後my-Namiをきっかけに、皆さんがまだ知らないバンドやアーティストに興味を持ってもらい、行く行くは実際ライブに足を運んでもらったり、CDを買ってみたりと、皆さんに新しい出会いが起きることを勝手に楽しみにしつつ…、my-Namiやっていきますのでよろしくお願いします!

VRライブ初体験の感想

清水 里華の感想

Hello1103はミナミちゃんの激推しアーティストであり、自分自身初のVR体験ということもあり、来場前からとても楽しみでした。

いざゴーグルを装着し、ライブがスタートすると、眼前に広がる何もない真っ白なライブハウス空間に、少しずつリズムと彩りが加わり、気付けば上下左右360°、無限の映像世界にどっぷりダイブしていました。しかも音圧と振動が直に身体を刺激するライブハウスの大音量と相まって、まさに音と映像のジェットコースターに乗っているような恍惚感と爽快感が楽しめて、30分があっという間に感じられた極上のエンターテインメントでした。

終演後にトラックメイカーのヒトミさんからお話を伺ったところ、毎回、客席の温度感に合わせてその場で音や映像をアレンジし、セッション感覚で演出されているのだとか。美術館のインスタレーションとは異なり、その場のオーディエンスと一緒に一期一会の体験を作り上げる感覚はまさにライブハウスならではだなと感じました。

また、映像を観て感じたのは、氷河のクレバスやオーロラといった、宇宙にも通じる深淵の世界だったのですが、ヒトミさんが表現において取り上げたい題材はまさに「自然への畏怖」ということで、音と映像の力がもつ、想像力のジャンプ台としての潜在的な可能性を垣間見られたようにも感じました。

毎回のライブの度に改良を重ねているというお二人の表現が、一体どんな境地にまで到達するのか。そして到達した先に広がる未知の感覚とは。今後の活動からまさに目が離せません。

Apeの感想

斬新な発想や技術を盛り込んだライヴを観ると、創作意欲が掻き立てられて頭の中が猛スピードで回転し始めて、オーディエンスとしての興奮とはまた別の興奮状態に陥ってしまうことがある。Hello1103のVRライヴを体験させていただいた時もそうでした。
まず、ライヴ本編が始まる前にHello1103直々にVRゴーグル装着方法の説明があったのですが、その時点で既にアトラクション的なワクワク感と昂揚感がありました。ジェットコースター搭乗前にシートベルトの締め方を教わっているような、今か今かというあの感じです。
ライヴ本編が始まると、VRゴーグルの中に変幻自在のバーチャル空間が広がって、でも音楽は耳元ではなくライヴハウスの巨大なスピーカーで鳴っているため音圧を全身で浴びることが出来るという、それは今までに味わったことのない何とも不思議な感覚でした。
このシステムを応用して、自分だったらどんな表現が出来るだろうか。僕の脳はフル回転して次から次にアイデアが湧き出てきました。ライヴが終わって帰り道、電車の中でライヴの余韻に浸りながらも何かを始めたくてウズウズするという、若い頃ライヴハウスに通い詰めていた時に覚えたあの感情が蘇えりました。

何か面白いことをやりたい。ワクワクするような生き方をしたい。そう思うのであれば誰かが作ったフォーマットの上で遊ぶだけではなく、0から1を作り出すフロンティア精神と、前例のないアイデアでも推し進めていける勇気が必要なのだ。
そういったことに改めて気付かせてくれたHello1103の発想と研究と労力と実行力を心から尊敬いたします!

sashiの感想

ウワサに聞いてたHello1103。
VRこみで初体験。
音がしっかりカッコいいので没入感半端ない。

これは近い将来ドラッグのいらないレイブになりえるんじゃね?

ぼくにとって音楽の中でスーパー大事な要素の1つ
「fresh!!」をふんだんに感じる事ができた貴重な機会でした!

FREEZINE運営チームにビシビシ刺激をくれたHello1103様、改めてありがとうございました。さて、次回のmy-Namiは?ジャンルレスなその人脈から繰り出される次なる一手に、乞うご期待です!