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2021.11.30

ランニング&ラジオな日々はじめました。

文:清水 里華

「♪印西牧の原行きの急行
  俺は何時でも趣味で乗っている」

上記はくるり「トレイン・ロック・フェスティバル」の歌詞であるが、その心境が最近、とてもよくわかる。

と言っても電車ではなく、3ヶ月前にはじめた「ランニング」である。しかし「ランニングはじめたんです」なんてうっかり口にしてしまうと、すわ「意識高い系?めんどくせー」と身構えられがちなもの。ただわたしに限ってそんな下心などは一切なく、本当にただの趣味なのである。

高尾山の麓へ移住して約1年。もっと夜明け前の空の色が見たい!冷涼な空気を浴びたい!朝陽を受けて輝く山々の木々を見たい!色付く木々が彩る清流のせせらぎに包まれたい!

こんな風に、単純に高尾山の自然を愛でたいという気持ちに、ランナーズハイなんなのかよくわからないが、圧倒的な爽快感がプラスオンされて帰ってくる。それが、わたしにとってのランニングなのである。

さらにはそこに大好きな「ラジオ聴取」というリターンも乗っかってくるとなれば、早朝のランニングは決してストイックに自分を追い込む時間ではなく、もはや、自分をとことん甘やかす趣味の時間なのである。

ちなみに最近よく聴いているラジオ番組はこちら。

「安住紳一郎の日曜天国」
「原研哉の低空飛行」
「TRANSIT VOICE〜旅するポッドキャスト」
「instocial by 美術手帖」
「平野紗季子の味な副音声」
「ハイパーハードボイルドグルメリポート〜NO VISION」
「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」
「TAKRAM RADIO」
「文化放送ASMR特集」

誰かが本で書いてたけど、各界の専門家のフィルターを通した知識って、断然インプットしやすくて印象に残りますよね。

そんなこんなで、どっぷりとランニング&ラジオの沼に落ちてしまったわたしは、たとえ酷い二日酔いであろうとも、雨がざんざんに降ろうとも、きっと明日も5時に起きて走ってしまうのである。

※追伸
気付いたら月間走行距離が160kmを超えてた。

PROFILE

清水 里華(シミズ リカ)

都内の広告会社に勤めるクリエイティブディレクター兼コピーライター。
ときには、戦慄のオルタナティヴロックバンド「Very Ape」でドラムを叩き、ときには、WEBメディア「FREEZINE」で企画+取材+構成+イラストを担当。

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