COLUMN
2020.03.17
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2020.03.17
はじめまして。
わたしはいま、東京都内の広告会社でクリエイティブディレクター兼コピーライターとして働いております。
が、実は大学時代はグラフィックデザイナー志望でした。
デザイナーとしてとある広告会社の入社試験を受けたところ、提出した作文を読んだ社長が、こう言いました。
「きみはコピーライターになりなさい」。
なんたる慧眼。
デザイナー職に就いていたら、いまごろホームレスになってたんじゃなかろうか。
そんなこんなで、以来20年以上にわたり、コピーライターとしてTVCMをはじめ、ポスター、プロモーション、イベント、カタログ、チラシまで、実にさまざまな商品・サービスの広告制作を手がけてきました。
たかが20年、されど20年。
20年もあれば、本当にいろんなことが変わります。
広告業界もしかり。
いままさに、広告会社そのものの存在価値すら揺らぐような未曾有の変化に直面しております。
しかし、嘆くだけでは何もはじまりません。
万物流転。諸行無常。 昨日の淵は今日の瀬 。
よし、ここはひとつ、広告会社のリソースを使って何か新しい仕事を作り出してやろうやないか。
そう一念発起したのが2017年。
新規事業プロジェクトのはじまりでした。
しかし、そのときのわたしは知る由もなかったのです。
一介のコピーライターが新規ビジネスを起こすまでには、その先に茨の道が待っているということを。
(次号に続く)
クリエイティブの力で、もっと社会にしあわせをーーー。
「Lashisa(らしさ)」は、障がい者の社会参加を支援する就労支援施設における賃金アップという社会課題を解決するために、広告会社「原宿サン・アド」が立ち上げた新規事業です。
一般社団法人「日本スイーツ協会」の代表理事である辻󠄀口博啓氏の監修のもと、糖質オフ&グルテンフリーなプレミアムスイーツを開発し、渋谷区の就労継続支援A型の施設「渋谷まる福」に製造委託。
原宿サン・アドのクリエーターが手がけるパッケージとECサイトで販売いたします。
高付加価値な製品の開発・販売を通じて、就労支援施設の賃金アップに貢献します。