FEATURE

2020.05.15

【Meet The Next FREEZINE】Vol.3/mugiko氏

芸術家支援のプラットフォーム「BUNCA」 × FREEZINE コラボレーション企画

クラウドファンディングとコンペティションを通して芸術家と支援者を繋ぎ活動の場をつくる、芸術家・クリエイター支援サイト「BUNCA」。その活動理念に共感したFREEZINE編集部とBUNCA編集部とがコラボレーションし、次代を担うFREEZINEたちの活動を応援する新コンテンツ、それが「Meet The Next FREEZINE」です。2020年2月に開催された第4弾コンペ「Novel」部門において、作品「辺境自転車店」で最優秀賞を受賞したmugikoさんに、創作活動の裏話やパーソナリティについて伺いました。

※受賞作品は6月以降にBUNCAにて掲載予定です。

それでも、5年後もやっぱり書いていると思う

編集部(以下、編):作品制作の原動力は何ですか?
mugiko(以下、m):原動力とは少し違いますが、自分の中に物語があると安心します。

編:どのようにモチベーションを維持していますか?
m:ひとつの作品を書ききるために、「はじめたものは終わらせなくてはならない」「終わらせることができるのはこの世界に自分しかいない」と言い聞かせます。

編:ズバリ、作家にとって一番大切なことは?
m:作家にとって、というよりは、自分にとって、ですが。あたたかい目とつめたい目の両方で見ること。

編:あなたにとって「芸術」の定義とは何ですか?
m:定義する立場にありません。「芸術」「文学」などもそうですが、自分がつくったもの、表現したものを他人が見て、「芸術」「文学」だとみなせばきっとそうなのだと思います。

編:ご自身のパーソナリティについて、どんな特徴があるとお考えですか?
m:「それはほんとうか?」とすぐ疑う。

編:まわりの人からあなたの人となりを「○○○だね」と言われるとき、どう言われることが多いですか?
m:自分ではよくわからないのですが、慣れてくると、「見た目と違う」とはよく言われます。

編:小さい頃の夢は何でしたか?またどのようなことをして遊ぶのが好きでしたか?
m:あまり覚えていませんが、漫画家には一時期なりたかった記憶が残っています。遊ぶのは昆虫を採ったり秘密基地をつくったりと、外で男の子と遊ぶことが多かったですね。

編:現在の制作活動につながるような思い出や体験はありますか?
m:国語の授業でショートショートを自分たちで書いてみようということになり、そのあと名前を伏せて先生が何名かの作品を発表した時に、自分のだけブラックなオチでみんなから「誰だ、こんなひどいことを書くなんて」と口々に責められたのが釈然としなかったこと。

編:あなたの人生や価値観に大きく影響を与えたものは何ですか?
m:それぞれのシーンで出会った生きもの(人を含む)や言葉や本。

編:ターニングポイントはありましたか?
m:いくつかありますが、それまでの仕事を辞めたことは大きいと思います。いわゆる、退路を断った、というやつです。

編:プライベートで作品を制作することはありますか?どこに差がありますか?
m:あります。制約がないので自由にいろいろ試せるのがメリット、〆切がないのでなかなか完成しないのがデメリットです。

編:人生で一番クレイジーだった出来事は何ですか?
m:まだ遭遇していませんが、このさきクレイジーでおもしろいことに出会えたらうれしいです。

編:5年後の自分はどうなっていると思いますか?
m:やっぱり書いていると思います。

編:作品制作以外の趣味や嗜好を教えてください。
m:本屋めぐり、カフェめぐり。温泉、マッサージなどのリラクゼーション。

編:やめたいけれどやめられないという悪癖はありますか?
m:果たしてこの物語はおもしろいのか、果たして……という無限ループ病。

編:明日一日休日になったら何をしますか?
m:ぱっと見、ほとんど休んでいる(遊んでいる?)ようにしか見えない仕事ですが……(書いているより考えているほうが多いので)。逆に考えなくてすむ一日を過ごしたいです。

編:何をしている時がいちばん幸せですか?
m:ネコと寝ている時。

編:制作中に欠かせない飲食物などはありますか?
m:朝昼はコーヒー、夜はほうじ茶です。

編:まわりに信頼できる人はどれくらいいますか?
m:少ないですがいます。むこうの世界の人も合わせるとその倍くらい。

編:座右の銘はありますか?
m:特にありません。

編:いま現在、自分のことを幸せだと思いますか?
m:5年前、10年前とくらべると、少しずつですが前進できているので幸せなのだと思います。

編:BUNCAの5ジャンルのうち、ご自身以外の4つで興味のあるジャンルはありますか?
m:写真、イラスト。

編:クラウドファンディングを通じて支援してくださるみなさま(創作活動を応援してくださるみなさま)へのメッセージをお願いします。
m:自分にできることはおもしろいと思ってもらえる作品を書き続けることだけですので、末永く見守っていただけるとありがたいです。

編:mugikoさんありがとうございました。今後の作品を楽しみにしています。BUNCA開催のコンペティション第5弾にも、引き続きご期待ください。

mugiko
略歴:広島生まれの広島育ち。ありがたいことに片島麦子の名前で本を何冊か出していただいています。
作品:『銀杏アパート』『想いであずかり処にじや質店』など。

芸術家支援のプラットフォーム「BUNCA」

https://bun-ca.com/

芸術家/クリエイターとパトロン(支援者)を繋ぎ、作品制作環境の底上げや、それに付随するプロモーションを行うことで「日本でも食べていける芸術家」を育てることを目指すサイト。メインコンテンツに「クラウドファンディング」「コラム」「コンペティション」があり、芸術家・クリエイターの活動の場を広げ支援することはもちろん、芸術を鑑賞する側である一般層にも楽しめる内容を充実させている。その中の一つである「コンペティション」では、入賞者の特集記事を組んだり、「コラム」コンテンツにて入賞者自ら手掛ける記事を掲載したりと、入賞するだけに留まらず、コンテンツの枠を超えて幅広いアプローチで展開する。また、より深く、より充実した支援や内容にできるよう、サイト内で扱うジャンルを「Photo」「Pictorial」「Music」「Novel」「Fashion」の5つに限定しているのも特徴。

開催中のBUNCAコンペについて

●BUNCA Competition 「Pictorial」部門 
募集テーマ:「好きなものの絵」(大人部門/子供部門)

現在、世界中でコロナウイルスが蔓延し、私たちの生活も脅かされている状況です。しかし、こんな時だからこそ皆さんと楽しめるようなサービスの提供が出来ないかと試行錯誤した結果、今回のコンペティションをBUNCA祭りと銘打ち、開催する運びとなりました。第1弾「元気の出る写真」第2弾「スクショーセツ」第3弾「アーカイブ・ユア・ファッション」に引き続き第4弾の当コンペにご参加下さると幸いです。あなたの好きなものの絵を描いてご応募下さい。皆様のご参加、お待ちしております。

【募集期間(両部門共通)】
2020年5月15日(金)~2020年5月31日(日)

【賞】
子供部門
入賞者10名:アマゾンギフト券3,000円分、BUNCA内にて応募作品の掲載

大人部門
入賞者3名:アマゾンギフト券10,000円分、BUNCA内にて応募作品の掲載

エントリー方法やスケジュールなどの詳細はこちらから

現在、BUNCAではPHOTO・PICTRICAL・NOVEL・FASHION・MUSICに関するクラウドファンディングのプロジェクトオーナー様を募集しております。
それ以外のカテゴリに当てはまる方も一度BUNCAまでお気軽にお問合せ下さいませ。

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