FEATURE

2019.10.18

【Meet The Next FREEZINE】Vol.2/Pictrial部門:とりくん氏

芸術家支援のプラットフォーム「BUNCA」 × FREEZINE コラボレーション企画

クラウドファンディングとコンペティションを通して芸術家と支援者を繋ぎ活動の場をつくる、芸術家・クリエイター支援サイト「BUNCA」。
その活動理念に共感したFREEZINE編集部とBUNCA編集部とがコラボレーションし、次代を担うFREEZINEたちの活動を応援する新コンテンツ、それが「Meet The Next FREEZINE」です。
2019年7月に開催された第2回コンペPictrial部門において、作品「増殖」で最優秀賞を受賞したとりくんさんに、創作活動の裏話やパーソナリティについて伺いました。

その細胞は増え続ける。作品「増殖」

“おもいやり”や“やさしさ”など、
目に見えないものを目に見えるようにすること。

編集部(以下、編):創作活動をはじめたきっかけは何ですか?
とりくん:物心ついたころから何かしら描いていたと思います。

編:制作に関係なく、あなたの人生においての「ファーストインパクト」は何でしたか?
とりくん:まだやってきていないか、あるいはそれに気が付いていないかだと思います。

編:あなたにとって「芸術」の定義とは何ですか?
とりくん:“おもいやり”や“やさしさ”など、目に見えないものを目に見えるようにすることです。

編:どのようにモチベーションを維持していますか?
とりくん:インスピレーションが降ってわいてくるのを自然体で待っていることです。

編:あなたの人生や価値観に大きく影響を与えたものは何ですか?
とりくん:「この世は美しい」と言った釈尊の言葉や、「人間は自分で自分を定義づける」とどこかで聞いたことや、吉野源三郎『君たちは~』で同じようなこと「人は自分で自分を決定する力をもっている」と言っていることなど。

編:プライベートで作品を制作することはありますか?どこに差がありますか?
とりくん:毎日制作しています。差があるのはなにか「お題」があって描くところです。

編:制作中に欠かせない飲食物などはありますか?
とりくん:水と珈琲です。

編:人生で一番クレイジーだった出来事は何ですか?
とりくん:思い当たりません。

編:明日一日休日になったら何をしますか?
とりくん:本を読んで、庭いじりをして、本を読んで、ビールを飲んで、本を読みます。

編:ターニングポイントはありましたか?
とりくん:おそらく、まだやってきていません。

編:BUNCAの5ジャンルのうち、ご自身以外の4つで興味のあるジャンルはありますか?
とりくん:『4コマ漫画』です。

編:5年後の自分はどうなっていると思いますか?
とりくん:相変わらず絵を描いていると思います。

編:ズバリ、画家にとって一番大切なことは?
とりくん:ひとりよがりにならないことだと思います。

編:ご自身のパーソナリティについて、どんな特徴があるとお考えですか?
とりくん:むずかしすぎて答えられないです。

編:まわりの人からあなたの人となりを「○○○だね」と言われるとき、どう言われることが多いですか?
とりくん:答えにはならないですが、「なにかスポーツやってるの?」とはよく聞かれます。

編:小さい頃の夢は何でしたか?またどのようなことをして遊ぶのが好きでしたか?
とりくん:昆虫学者か絵描き。虫とりしたり魚つりしたり、泳いで魚をつかまえたり、探検ごっこしたり、外で遊ぶのが好きでした。

編:現在の制作活動につながるような思い出や体験はありますか?
とりくん:山や海で遊びまわったことだと思います。

編:作品制作以外の趣味や嗜好を教えてください。
とりくん:本はよく読みます。庭仕事もよくします。たばこは全く吸いません。ビールはよく飲みます。毎朝トレーニングをしています。

編:やめたいけれどやめられないという悪癖はありますか?
とりくん:特にないと思います。

編:何をしている時がいちばん幸せですか?
とりくん:家の近くに緑地があるのですが、そこの横を自転車で下る時の空気がおいしく、ひんやりしていて幸せを感じます。

編:まわりに信頼できる人はどれくらいいますか?
とりくん:3人です。

編:座右の銘はありますか?
とりくん:羽生善治さんの著書の中の「続けられること、それこそが才能だと思います」

編:いま現在、自分のことを幸せだと思いますか?
とりくん:おそらく幸せだと思います。

編:クラウドファンディングを通じて支援してくださるみなさま(創作活動を応援してくださるみなさま)へのメッセージをお願いします。
とりくん:みなさまの“おもいやり”や“やさしさ”、ありがとうございます。絵画作品を通して作者とみなさまとの一体感が少しでも感じられるよう、惜しみなく制作活動を続けていきたいと思っています。

編:とりくんさんありがとうございました。今後の作品を楽しみにしています。なお、とりくんさんの作品はこちら下記リンクからご覧いただけます。BUNCA開催のコンペティション第3弾にも、引き続きご期待ください。

アーティスト とりくん氏 作品一覧

芸術家支援のプラットフォーム「BUNCA」

https://bun-ca.com/

芸術家/クリエイターとパトロン(支援者)を繋ぎ、作品制作環境の底上げや、それに付随するプロモーションを行うことで「日本でも食べていける芸術家」を育てることを目指すサイト。メインコンテンツに「クラウドファンディング」「コラム」「コンペティション」があり、芸術家・クリエイターの活動の場を広げ支援することはもちろん、芸術を鑑賞する側である一般層にも楽しめる内容を充実させている。その中の一つである「コンペティション」では、入賞者の特集記事を組んだり、「コラム」コンテンツにて入賞者自ら手掛ける記事を掲載したりと、入賞するだけに留まらず、コンテンツの枠を超えて幅広いアプローチで展開する。また、より深く、より充実した支援や内容にできるよう、サイト内で扱うジャンルを「Photo」「Pictorial」「Music」「Novel」「Fashion」の5つに限定しているのも特徴。

開催中のBUNCAコンペについて

●BUNCA Competition 「Music」部門 
募集テーマ:「生と死」

「生と死」は芸術において欠かすことのできない題材の一つです。私たち人間は生まれた以上いつか必ず死ぬことになっています。この平等な命で今を生きるあなたにとって、「生と死」とはどのようなことでしょうか。8月だからこそBUNCAは皆様と、今回は「音楽」という観点から考えてみたいのです。


●BUNCA Competition 「4coma」部門
 募集テーマ:「4コマ漫画」

BUNCAで連載する4コマ漫画を描いてくださる方を募集します。今日からあなたも連載作家!?自作であればどなたでも応募OKです。絵のクオリティは関係無し!普段絵を描かない方も是非お気軽にご応募ください。

【募集期間(両部門共通)】
2019年8月22日(木)~2019年10月22日(火) 23:59

【賞(Music部門) 】
最優秀賞 1名:賞金3万円・FREEZINEにて特集記事掲載・BUNCAでの特集
審査員特別賞 1名:賞金1万円・BUNCAでの特集

【賞(4coma部門) 】
最優秀賞 1名:BUNCAでの4コマ漫画連載(1ヶ月を目安に短期連載を予定/応相談)
・原稿料/週1万円〜・BUNCAのコラム内にて連載予告の掲載

エントリー方法やスケジュールなどの詳細はこちらから