FEATURE
2023.04.07
FEATURE
2023.04.07
もしもその音楽と出会っていなければ、いまの自分はない。人は誰しもが、そんな人生の転機となった音楽を持っているもの。そこでこのコンテンツでは、各界のFREEZINEたちに、自分史上において転機となった10の音楽を選んでもらい、当時のエピソードと共に紹介していただきます。選ばれた音の並びから、人となりが見えてくる。
とにかく、一番好きで、影響を受けた人!
80年代からどんどん遡ってアルバムを聴いて、70年代の良さを知る。
新宿のインディーショップに行き、読めもしないのに、海外輸入の写真集や分厚い伝記?とか、片っ端からコレクションしてました。
キャラクターを演じてコンセプトアルバムを作る、とか、役者気質なところも好き。
カッコつけてても、なんかちょっと面白く見えちゃうところも好き。
色々とやりすぎちゃうところも好き。
時代によって次々と新しい試みをしていくのも尊敬する。
唯一無二、世界一のアーティストだと私は思います!
「ロックンロールの自殺者」の、君は一人じゃない、という歌詞は何回聴いても泣ける。
深夜番組「冗談画報」で見て
こんな面白いバンドあったんだ!と衝撃を受けた。
カッコいいのにコントもするし、アートもする。
ステージセットから衣装からダンスから、全部自分達でプロデュースしてて、全てが派手で素敵だった。
ラジオコントもやっていたなぁ。
絵画や彫刻、現代アートを知ったのは石井さんのおかげ。
子供心に「恋愛するなら顔だけじゃなく、面白い人がいい!」と思いました。
その後の私の恋愛観が決まった出会い。
聖飢魔IIも、「冗談画報」で。
ヘヴィメタルを聴き始めたきっかけ。
私立女子校に通っていた学生時代、放送部に所属していました。
お弁当の時間にお昼の放送を流していたのですが、どうせ誰も聴いていないから、と「蝋人形の館」や「JACK THE RIPPER」をかけていた。
お昼時に「お前も蝋人形にしてやろうか!」と言われてもねぇ。我ながら迷惑な奴。
でも、本当に誰も聴いていなかったのか、怒られることもなく、何の反応もありませんでした。。。ちょっとさみしい。
学生時代、いじめにあったりして、あまり周りに溶け込めなかった。
学校にも、家にも居場所がなくて、辛い時期だった。
ブルーハーツの曲は、不器用だけど暖かくて、自分は生きててもいいんだ、間違ってないんだ、という感じがした。
ベタですが、救われたなぁ。
真夜中の公園で聴いてた事を思い出す。
あと、とにかくライブが盛り上がった!!
近頃では、「女優」と言ってはいけないそうですが、私個人としては、せっかく女として生まれたなら、女にしか出来ない表現ができたらな、と思ってます。
女を武器に、ということではなく、女の情念に惹かれるのですね。
純ちゃんはそんな表現に長けている、まさに「女優」!
自分の中にふつふつと沸いていた感情が、純ちゃんの曲や歌詞で「こういうことか!」と府に落ちた。
後に舞台で共演させていただいた時には、恐れ多くて遠くから見つめているだけでした。
大好きです!
こちらも女性ボーカル。
こんなにもパワフルで、悲しく切ない声を初めて聴いた!
20代前半に知って、失恋してもジャニスを聴きながら「私は日本のジャニスになるんだ!」なんて号泣してましたね。
あの頃は私もジャニスみたいに27歳までに死ぬんだ、と本気で思ってた。
ロックファンによくある妄想を抱えてたなぁ。
ジャニスの年齢を越えてからは、余生だわ、と思いつつ健康に気を使う矛盾。。。
元々、SFは好きだったけど、世界観とルトガー・ハウアーのワイルドさにやられた。
サントラがとても良い!
これは10代の終わりくらいに大阪のアートテクノパンクのVoの方に教えてもらった。
知らなかった映画も、色々と教えてもらった。ベティ・ブルー、グラン・ブルー等のフランス映画、スプラッターホラー、古い時代のマニアックな映画、、、。
一緒に映画を撮ったり、楽しかったなー!
THEバッド・ボーイズロック、というアルバム。
アルバムジャケットがカッコいい!
やっぱり、ロックといえばハーレーよね、とバイクの免許を取ろうとしたら、教習所で「あなたは小さくて力がないから中型は無理」と言われた。。。
ハーレー乗りたかったのにー!!
夏のドライブにおすすめ。ただただ楽しく盛り上がるアルバムです。
学校は休んでも、ライブハウスには毎日のように通っていた10代の頃。
モンキー結成前のメンバーそれぞれのバンドにも「通学」してた。
この頃、ライブハウスで友達になった人達は、学校の人間とは違ってキラキラして見えて、そして、ダメな人が多かった(いい意味で、ね)。
学校では理解されなかったけど、ここではたくさん話ができた。
連絡しなくなった人も多いけど、数人とは今も友達。
「素敵なダメ人間」達は、私の大切な友達でいてくれてます。
バンド・エイドもそうだけど、海外のアーティストは慈善活動に積極的ですね。
チャリティーの為とはいえ、こんなに豪華なメンバーが45人も集まるってすごい!
シンディ・ローパーが可愛い!
私も毎年「ことば」というチャリティー公演に参加しています。
気づけばもう10年。
お客様にも笑ってもらいながら、楽しくチャリティーさせてもらっています。
大きな事はできないけど、ちょっとだけ意識するきっかけになった曲。
あと、この曲はカラオケでモノマネしながら歌い分ける「1人We are the world」もできる!是非!
役者を目指す前から、演劇的なアーティストを好んでいたんだ、と再認識。
純粋に楽曲がいい、だけでなく、アーティスト自身の人間性の面白みが大事なんだな。
あと、選んだ男性アーティストはみんな化粧してた(笑)
昔の事ばかりが浮かんできて、最近聴いてない曲も多かったけど、久しぶりに聴いてみようかな。
とんでもなく大きな転機じゃないけど、どれも少しずつ、今の私に影響を与えた事柄。
これからも、小さな転機を大事に、より良く変わっていきたい!