STUDY
2019.12.24
STUDY
2019.12.24
(画像出典:外務省HP(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html)
エス・ディー・ジーズ、最近、新聞紙面、メディア様々なところで見かけるようになり、聞きなじみのある言葉となってきました。
政府や大企業の取り組みが大きく報道されていますが、未来を担う子供たちにもと、教育現場でも取り上げられているようです。壮大な目標であり、個人には関係のないような印象を受けるかもしれませんが、本質的にはどこかの部分で必ず関わっている共通の課題であり、また、取引先もいずれかの課題に対面しているはずです。フリーランスにも何かのヒントを与えてくれるものとして、ご紹介します。
そもそもSDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、「Sustainable Development Goals」の略であり、持続可能な開発目標を意味し、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のための17の国際目標を指します。
1 貧困をなくそう(貧困)
2 飢餓をゼロに(飢餓)
3 すべての人に健康と福祉を(保健)
4 質の高い教育をみんなに(教育)
5 ジャンダー平等を実現しよう(ジェンダー)
6 安全な水とトイレを世界中に(水・衛生)
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに(エネルギー)
8 働きがいも経済成長も(成長・雇用)
9 産業と技術革新の基盤をつくろう(イノベーション)
10 人や国の不平等をなくそう(不平等)
11 住み続けられるまちづくりを(都市)
12 つくる責任つかう責任(生産・消費)
13 気候変動に具体的な対策を(気候変動)
14 海の豊かさを守ろう(海洋資源)
15 陸の豊かさも守ろう(陸上資源)
16 平和と公正をすべての人に(平和)
17 パートナーシップで目標を達成しよう(実施手段)
上記17の目標には、さらに169のターゲットが示されています。
例えば
“貧困”には、「2030 年までに、現在 1 日 1.25 ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困 をあらゆる場所で終わらせる。」、“福祉”には、「2030年までに世界の妊産婦の死亡率を出生10万人当たり70人未満に削減する。」など、より具体的に、項目ごとの目標が複数掲げられています。
外務省JAPAN SDGS Action Platform「持続可能な開発のための2030アジェンダ」仮訳
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/000101402.pdf(15頁以下参照)
これら169のターゲットは、
今現実に世界で起こっていることであり、これから解決してきたい問題であり、取り組んでいくことになる課題です。それは、すなわちどのような社会的ニーズがあるのかを教えてくれます。
国際的な大きな目標であっても、小さな単位に当てはめてみると、個々に落とし込みは可能で、できることは多くありそうです。
「24時間働けますか」
今なら大問題になりそうなCMが当たり前に受け入れられ、がむしゃらに働き経済成長した時代がありました。
しかし、今は、人も資源も“限られていること”をしっかり意識して、ビジネスをしなければならず、課題を解決していく力が問われています。自分を見つめなおし、強みを知っていくことが、直接経営に役立つ時代になりました。
自身のビジネスはどの点ですでに関わっているのか、さらに、どの分野で強みを発揮していけるだろうか。強み・方向性を発見する素材として、是非、ご一読ください。
新卒でコンビニの店舗運営部に入社するも、ハードワークに将来を悩み転職。シンクタンクの財務経理部に入るも、単純作業に心が折れ退職。資格で生きることを思い立ち、経験を蓄積できて様々な方とお付き合いのできる税理士に魅力を感じて会計事務所に就職。
顧問先様の“心地よさ”を重視した節税提案をモットーとしています。隠れ目標は、大事なものを大切にしながら働くことを諦めない業界にすること!
趣味は登山(次注目する山は甲斐駒ヶ岳)、剣道(四段に向けて修行中!)、運転(気になる車はプジョー3008)です。