COLUMN

2022.06.28

「ズッコケ園芸家日記」 by 清水 里華 第5話/ト・マ・ト

このコラムは、FREEZINE編集部にして、家庭菜園の超ド級初心者であるわたくし清水里華が、いっさいの知識も経験もないまま丸腰で野菜作りに体当たりし、トライ&エラーを重ねていく姿をドキュメントでつづり、大いに笑ってもらおうという趣旨の、リアル現在進行形のコラムです。

「トマト、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。ト・マ・ト。舌の先が口蓋を三歩下がって、三歩めにそっと歯を叩く。ト。マ。ト。」

以上、書き出しの元ネタはナボコフ「ロリータ」でした。本日は、ようやく我が家にやってきたTOP写真のトマトの苗を畑に植えつつ、支柱を立てていくわけですが、本日のmy new gear…はこちら。

①「ミニトマト 食べ比べ 3種セットの苗」

アイコ、オレンジアイコ、イエローアイコの3種類。花が咲くまでバルコニーで水やりを続けて、いよいよようやくの畑デビュー。きゅうりの節成パイセンと仲良くやってほしい。

②「のびっ子 Lサイズ」

きゅうりとトマトの支柱。成長に合わせて高さを調整できるスグレモノ。

③麻ひも

支柱に苗を誘引する際に使うひもですが、天然繊維ジュート100%のスグレモノ。


ということで、まずはトマトを植える前に、現在の畑の様子を写真と併せてお伝えしましょう。


おお〜パクチーがわっさり芽吹いている。


ゴミのようだが、バジルの芽もちょっと出てきた。


ではこの畑の新たな仲間として、ミニトマトの苗を植え込んでいこうと思う。
マルチに穴を開け、スコップで土を掘り、苗をスポンとはめこむだけの簡単なお仕事です。


そして全部の苗を植え付け完了。次は支柱を立てていこうと思う。


これも、苗の脇にブッ刺していくだけの簡単なお仕事です。


続いては、麻ひもで苗を支柱に誘引していくわけですが、これも紐を括るだけの簡単なお仕事です。


節成パイセンの首根っこも容赦なく括りつけていきます。


あとは水撒きをして本日は終了。


そして、植え付けから3日後の様子がこちら。
節成パイセンがびょーんとつるを伸ばしておるではないか。


さらに、植え付けから12日後の様子がこちら。めっちゃ成長しとる。


しかも、すでにトマトの実ができとる。アブラムシもわいとる。


あとは、成長に応じて脇芽を摘んだり、虫退治したり、というメンテナンスモードに突入です。
これからはじまる梅雨を元気に乗り越えてほしい。ということで、待て次号。

PROFILE

清水 里華(シミズ リカ)

都内の広告会社に勤めるクリエイティブディレクター兼コピーライター。
ときには、戦慄のオルタナティヴロックバンド「Very Ape」でドラムを叩き、ときには、WEBメディア「FREEZINE」で企画+取材+構成+イラストを担当。

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