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2017.10.02

癒し系税理士アカギのもう怖くない!税金のちょっといい話 第2回/税の情報を読む前に大切なこと

税の情報を読む前に大切なこと

私たちの生活に税金は欠かせません。
所得税、住民税、消費税、固定資産税、タバコ税、酒税、軽油税…。
実に様々な場面で(知らぬうちに?)税金を支払っています。
本屋やインターネットから手軽に税の情報を得られるようになり、もはや自分自身で記帳から申告まで行うことも容易になりました。
「○○は経費になるらしい」「〇〇円くらいまでなら経費にしていい」など、税に関する噂も多く溢れています。

税の情報に触れる前に知っていただきたいことがあります。
それは、税はすべて「法律」に基づき課税されているということです。
法律には、具体的にいくらまでならOK、これは経費計上OKだけど、これはNGなどとは書いていません。例えば、個人事業主の必要経費について定めた所得税法37条は、必要経費について「総収入金額に係る売上原価その他当該総収入金額を得るため直接に要した費用の額及びその年における販売費、一般管理費その他これらの所得を生ずべき業務について生じた費用の額とする」と定め、大きな枠組みを示すにとどまります。
一読難解、二読誤解、三読不可解と言われる税法。税法とにらめっこしたところで答えはでてきませんが、かといって、私たちが申告をする上で元になる考え方はすべてここにあり、
具体的な個人に合わせた申告手引書などは存在しません。

そこで最終的に重要になるのは、ご自身の感覚(モラル)なのではないかと思っています。
事業を営む上で、本当に必要な経費は、当然必要経費とされるべきなのです。
一方で、プライベートな出費は経費にはならない。
その境界を知っているのは、他ならぬ自分自身です。

ご自身の感覚を大切にされながら、その根っこはすべて法律だということも忘れずに
税の情報に触れていただきたいと思います。

PROFILE

影近・前田税理士法人
赤木葉子

新卒でコンビニの店舗運営部に入社するも、ハードワークに将来を悩み転職。シンクタンクの財務経理部に入るも、単純作業に心が折れ退職。資格で生きることを思い立ち、経験を蓄積できて様々な方とお付き合いのできる税理士に魅力を感じて会計事務所に就職。
顧問先様の“心地よさ”を重視した節税提案をモットーとしています。隠れ目標は、大事なものを大切にしながら働くことを諦めない業界にすること!
趣味は登山(次注目する山は甲斐駒ヶ岳)、剣道(四段に向けて修行中!)、運転(気になる車はプジョー3008)です。