COLUMN

2020.02.18

「毎日強くてニューゲーム」by 青木しんたろう 第2回 「RakuenとLaura Shigiharaさん」

いつもありがとうございます。
作曲家の青木しんたろうと申します。

第2回、死ぬほどお待たせいたしました。
気長にお待ち頂いてた編集のSASHIさん、本当にありがとうございます。
気短にお待ち頂いてた方々、土下座させてください。


第1回からのお休み期間も、フリーランスとして、
日々、机に向かったり、机と遊んだり、机を推したりしてました。机はいいですね。大好きです。


今回もよろしくお願い申し上げます。

すこしまじめな話を。毎回「ゲーム音楽コラム」で書く話題では無いながら、
そもそも大好きな曲については、超かっこいいよとだけ言いたいです。

音楽でもなんでも、言葉にしてしまうと、具体的な形を持ってしまうんですね。
具体的な形を持つ=有限化って事でして、わかりやすく言うと限定されるって事です。
「艶やかでメロディが流れるような良い曲だ」って言葉にしてしまうと、「艶やかでメロディが流れるような良い曲」で限定されてしまうんですね。

言葉にすることで現われるものもあり、失われるものもあります。

ここらへん、分かってくれる人だけ分かってくれればいいわけで、
言葉にするほど、自分が作曲で大切にしてる「言葉にできない、得も言われぬ(えもいわれぬ)部分」が無くなってしまう。

人に共有するのに言語化は大切ながら、
僕は「曲を創る」ことで人と何かを共有する側ですし、言葉にできない部分を一番大切にしたかったりします。
わくわくした気持ちは、曲を創る時まで、とっておきたいのですね。

ちなみに文筆業の方々や、人に薦めたり、共有するのが好きな人は、言葉の表現者の方々なので、
むしろどんどん言語化してほしいです。僕の代わりにしてください。

普通に「ゲーム音楽コラム」なら、他の人の素敵な記事読めばいいわけで、こういう事も書いていきたいですね。



今回は、Laura Shigiharaさんの「Build a Little World with Me」を紹介させて頂きます。
Rakuenという、ご自身が創られてるゲームのボーカル曲です。

Bandcamp
https://laurashigihara.bandcamp.com/track/build-a-little-world-with-me

Steam
https://store.steampowered.com/app/559210/Rakuen/


超エモいの4文字で紹介が終わってしまうのと、Youtubeに上がってるのは
非公式の場合があるので、今回からカバー音源を創って、載せておきます。たぶん。

Build a Little World with Me(Cover)

超エモいですね。原曲。




ちなみに、エモいの語源はEmotion(感情)らしいです。
日本人らしく「得も言われぬ」のエモいでも、いいんじゃないかと思いました。
どうでもいいですね。



おわり。いつも愛と感謝です。

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