COLUMN
2020.03.13
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2020.03.13
今回は2020年2月23日(祝)に開催した林整骨院音楽会vol.7について前回の続きを書こうと思います。
今回はベントラーカオルさんについて。
カオルさんにイベントに出て頂いたのは3回目なんです。
最初は林整骨院音楽会vol.4。
初めてライブハウスでイベントをやってみて考えたことは以前からやっていた整骨院内でやっているイベントを発展させて良きイベントにしていこう!でした。(それまではイベントのやり方が分からな過ぎていつも生音でした…笑)
色々機材を購入してみて1歩目。
その時はまだ施術と組み合わせるなんて思い付かなくて普通にカオルさんのワンマンライブでした。
整骨院に来るまでの道中の景色を見て、地方出身のカオルさんも色々思うところはあったみたいです。
この場所で音楽イベントをやろうとしてる意図というか心意気をカオルさんは感じとってくれた様子でした。
終演後お客さんに
「この地域でもこんな良い雰囲気のイベントって出来るんだなぁって思ったよ。」
と言われたのが印象的でした。
この日までカオルさんとは面識もなかったし話したこともありませんでしたが打ち上げの時に色々話してみて
「あ、やっぱりこの人好きだな。」
と感じました。
同年代でしたし1伝えれば10理解してくれてる感覚がありました。
「ぜひまた呼んでください」
と何度も言って頂けたことが印象的でした。
次はライブハウスで開催した林整骨院音楽祭2018。
この日は思い入れが本当に強過ぎる1日でした。
あらかじめ決められた恋人たちへのメンバーとして参加してくれたカオルさん。
ジラフのフードも食べてくれたりイベント自体も他のバンドまでしっかり観てくれて終演後自身のSNSに
「林整骨院音楽祭2018素晴らしい内容でした。」
との投稿。
他のバンドのライブを観るカオルさんの良い表情をたまたま見ていた私自身そのシンプルな投稿にグッとくるものがありました。
前回の打ち上げで色々話しましたしね。
そして今回の林整骨院音楽会vol.7
カオルさんがMC で「2年前に出演した時よりもイベントが洗練されてひとつの正解に辿り着いた気がする」と言ってくれた時、実は施術をしながら涙を堪えるので必死でした。
なんだろ…。
2年前に何もないところから手探りで始めて少しずつ少しずつ修正を加えながら迎えたその日は1つの到達点というか最高なオルタナティブ空間でした。
カオルさんはその一連の流れを演者として感じて発してくれたシンプルな言葉に私はとてもグッときました。
そしてイベント終了後自身のSNSに
「林先生の自身の生活の中に好きな音楽を介入させたいという極めて個人的な動機とモチベーションで続けたからこその昨日という感じでまだまだそこに賛同するアーティストは潜んでいる気がしていて今後も楽しみです」
という投稿を見てまだまだやろうかなと。
photo by 武田政弘
林世詩成
栃木県真岡市
林整骨院の副院長(2代目)
平成元年生まれ
ライブハウスでは林整骨院音楽祭。
自身の院内では林整骨院音楽会などの音楽イベントも企画している。
施術とライブのコラボレーションなど整骨院にしか出来ない音楽イベントを模索中。
2児の父でもある。