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2019.01.11

フリーランスの生の声

明けましておめでとうございます

年が明けて、もう月の3分の1は終わってしまった。。あっという間。

昨年はFREEZINEに参加させて頂くことになり、
今までに経験したことのない仕事がたくさんで とても刺激ある一年でした。
私事ながら結婚もしました :)

今年はさらに自分の引き出しを増やせるような年にしていきたいと思います。
宜しくお願いいたします!

さて、昨年末の出来事ですが、2018/12/20の話。

デジタルハリウッドSTUDIO(以下、デジハリ)さんで開催されたイベント
“「手に職」で年収3倍、一生困らない働き方 座談会” にお誘い頂き、またまた編集長と参加してきました。

デジハリさんはデザインや動画など、WEB系のスキルを学べるスクール。

その中の「主婦ママクラス」に通い、会社員時代の3倍の年収を得ているママフリーランス 尾関日奈子さんと
「一生困らない 女子のための『手に職』図鑑」の著者、華井由利奈さんが登壇されていました。

参加者は、30代~40代の女性20名ほど。
デジハリ講師で現役フリーランスクリエイターの久保田涼子さんがファシリテーターとして進められ、
(デジハリの講師の方も、皆さんフリーランスなんだとか…!)
約90分間、リアルなお話をたくさん聞いてきました。

今日はその様子をお伝えしようと思います。

会社員から、全く興味のなかったフリーランスへ

尾関さんは2人のお子さんを育てるママフリーランス。ママフリーランスの団体にも所属している、WEBデザイナーさんです。

もともとフリーランスを目指していたわけではなく、第1子の育休中、復職までに勉強してスキルアップしたいと思ってデジハリ入学。
そこでフリーランス講座を受け、それまで興味がなかったフリーランスという働き方に興味を持ったのがきっかけだそうです。

デジハリさんに在学中は、フリーランスの情報を集めるためにFacebookで情報発信をしたり、
自分の市場価値や契約実態を調べるためにトライアルとしてまず仕事をしてみたり、フリーランスになるための準備や調査を色々としていたとのこと。

「デジハリでは思っていたより課題が膨大で、子育てしながら学習するリズムを掴むまでが大変。
けどママクラスは子連れの生徒さんも多く、
デジハリの中でも同じ境遇で頑張っている人たちがたくさんいると、刺激を与えあえた」 と尾関さんは語っていました。

フリーランスになってからは、なんと営業は一切せずに仕事を獲得しているそう!
デジハリさんでつくった人脈からの仕事と、ママフリーランスの団体で引き受ける仕事がメインなんだとか。

「初めはクラウドワークスにも登録していたけど、単価があまりにも安いので
業界の相場を調べて、初めから思い切ってそこに合わせていくのが良いと思う」

「現在は平均時給4,000~5,000円。ママフリーランス仲間の中でも、時給換算をして2,000円を境にしている人が多い」

「手が早い人ほど時給契約は損をするので、契約自体はなるべく案件ごとの固定金額で契約するべき。
自分の作業時間を把握しておき、時給換算するのが良いと思う」

…と、とってもリアルなお話も聞けました。なるほど。。。


尾関さんはフリーランス転身後に第2子を妊娠。
仕事が息抜きにもなり、出産ギリギリまで仕事ができていたと話していました。
形式上は出産1か月前から産休にして、団体で引き受けている期限のない案件のみ、細く作業していたそうです。

育休から復帰したら、また一から仕事を探さなきゃいけないのか…?と女性なら誰しもが心配すると思いますが、
尾関さんは所属していた団体のチーム仲間と助け合い、補い合いながら復帰したことで、なんと復帰後も仕事がなくなることはなかったそうです。
私は「フリーランス=ひとり」と勝手に思っていたから拍子抜けしました。

「フリーランスになって、満員電車の通勤がないこと、朝決まった時間がないこと、
その場の自分の考えで提案できることが嬉しい」とも。

子育てしながらの業務や働き方をクライアントに理解してもらうのは大変そうですが、
やっぱりフリーランスっていいな、と単純に思いました。

「死ぬまでに一度はカフェやコワーキングスペースを作りたい」「東京以外で自分の拠点を持ちたい」と
尾関さんの熱量はとにかくすごかった!!!働くママってかっこいい。

「手に職」をつけることで叶うこと

華井さんは、日経ウーマンオンラインなどのweb記事や本の執筆をしている、フリーランス3年目のライターさん。
「一生困らない 女子のための『手に職』図鑑」の著者でもあります。

愛知県の印刷会社で会社員として勤めていた頃、育休復帰後に戻る場所がなくなってしまった先輩を見て
「自分もそうなるのかも…」と思い、フリーランスという働き方を考えるようになったそう。

その後都内のライター向けセミナーに通い、現役ライターの収入や現状等情報収集をしたり、
名刺交換をして人脈をつくって仕事をもらえるようにしたり、やっぱり華井さんもフリーランスに向けての準備がしっかりめ。

私は準備も何もなく、ノリで調べて開業届を出してしまいました。。。


そしてまたまた尾関さんと同じように、華井さんも営業は一切していないんだそう。びっくり!
通っていたセミナーの懇親会で編集者やwebサイト運営者と名刺交換をし、そこから仕事をもらったり
クライアントの紹介でクライアントと仕事をするようになったり
出版社と自分の間に入るプロデュース会社へ本の企画書を出したりするなどして、仕事を獲得しているようです。

フリーランスとして働くうえで、クライアントとの連携のため、速いレスポンスや挨拶等、
基本的な部分の関わり方を特に大切にしていると話していた華井さん。
もともとweb記事に書いていた災害に関する記事(地震直後に水道やガスについて)を
北海道胆振東部地震のときに友人からとても喜ばれたこともあったそうです。

「合わないタイプのクライアントや無理のある条件で提示された案件については
“スケジュールがいっぱいで受けられません”とお断りする」

「“いくらでやってもらえますか?”という問いには
まわりのライターがいくらで引き受けているのかを聞き、その金額よりやや高めに設定して引き受け始め、
さらにそこから少しずつ金額を引き上げていった」

「土日に返信をしないことで怒るようなクライアントはほとんどいなかった、
Googleカレンダーで管理して、1日当たり何時間働いたか見える化している」

…と華井さんからも実用的なお話。なるほど。。


また、『「手に職」図鑑』 の取材をする中で、

「結婚・出産・介護のライフイベントにおいて、
会社では解決できないことも自分では対応して解決していけるのが「手に職」の強みだと感じた」

「未だ働き方は男女平等でない。女性の産休・育休取得が浸透してきたのがこの20年。
男性の育休取得が浸透するまでまた20年待つのではなく、
自分が家事育児をしながら働きやすい環境を作っていく、情報を集めていくことが大事と思っている」

と力強いお話も聞けました。

尾関さんと華井さんのお話を聞いて、こんなにバリバリのフリーランスをやってる人でも、
仕事の断り方とか、報酬の時給換算とか、リアルな話を聞けると
気にするところはみんな同じなんだと、ちょっと安心。

「フリーランスは自分のその場の判断で提案や意思決定ができる」という話も、
会社の中でもどかしい思いをしてストレスを溜めていた私には、とっても共感できました。

会社員、フリーランス、自分に合った働き方を見つけるのってすごく難しけれど
いきいきと働いているように見える人たちは、
やっぱりそれを見つけるために試行錯誤してるんだな。


これからの自分の働き方を、たくさん考えた1日でした。

尾関さん、華井さん、そしてデジハリさん、ありがとうございました!