SOOOO × きくお 対談「VOICE from DARKNESS ～闇からの声」編集後記

ボカロと呼ばれる音楽を全くに近いといっていいほど聴いてこなかった。
初音ミクという固有名詞をしっていたくらいだ。

事実最近までボカロではなくポカロだと間違えていた。

そんなボクがボカロを真剣に聞いたのはヒッキーpさんと出会ったり、SOOOOくんと友達になってから。
ボカロとは電波なアイドルソングみたいなもんだと思っていたところ度肝を抜かれたのを覚えている。


そんなこんなを経て今回この対談が実現したのだが、やれて本当によかった。
（対談から泣く泣くカットした話や紙面にはのせれないDOPEな話もいっぱいきけたのよ）

SOOOO、きくおの両氏は本当に純粋で真っ直ぐで愛おしいくらい不器用な人だった。
そしてなぜ言語が違う海外でこんなにプロップスがあるか納得できた。

一介のバンドマン視点の見解をさせてもらうなら、
彼らは己への呪いと希望を楽器にぶつけるのではなく、パソコンにぶつけたのだ。
（アウトプットは違えど、根底には同じものがある事が嬉しかった）

そしてバンドとの違いは彼らは文字通り1人で戦っている。
とてつもない孤独で純粋な作業を経ることにより作品の純度がものすごいことになっている。
それが人の心をうつのだろう。

対談、撮影が終わり帰りの車で1人思ったのを覚えている。
彼らが現代のカウンターの象徴なのかもしれないと。

知らない世界のことが知れて、その世界にいるイカれたイカした人を知る。
FREEZINEをやっていて1番嬉しいことであり、続けている理由だ。


まあ偽音楽ライターみたいな感想はこのへんにして、、

SOOOOくん、きくおさん、これからのそれぞれの活躍を心より応援してます。
2人に刺激をもらったのでボクも変わらず戦っていきます！


追伸　近いうち飲みいきましょう＾＾


サシ