COLUMN

2022.03.15

「文系恋人放浪中」 by 赤城文 第1回/恥の多い生涯

アイドルグループ「あたし全部あげる。」兼「ローストチェリーマーケット」の赤城文(アカギアヤ)です

作詞と振り付けやってます

文堕ちの方や文のSNSを見てくださってる方はそろそろ私がどんな21年間を送ってきたか気になってる様に見えたのでここでは思想をぶちまけるよりも体験記みたいなのをメインに書いていこうと思うよ

私のnoteやローストチェリーマーケットで発行している雑誌「ジェメオス」では少女性や大好きな純喫茶や90年代美少女写真集のお話ばかりだからね。

まずざっくり生い立ち〜


・2000年11月28日に双子の姉として生まれる(双子の妹はinnes兼ローストチェリーマーケットの可愛唯ちゃんだよ)

・小学生 通学路に痴漢が多い上に毒親育ちの狂ったガリ勉に囲まれて非常に苦労するもクラシックバレエ、日本舞踊、絵画教室、アイドルに没頭する

・中学生 引越し先の中学に通うも16歳で妊娠してそうなイキった下品な連中に囲まれて苦労したので少女椿を読んで見世物小屋に興味を持ったり暗い音楽や白塗りに目覚める。12年習ったバレエ辞める

・高校生 新宿の女子校に通いながらこっそりメイドカフェでバイトする。10代の少女性に気付いて消費や需要と供給を感じながら生きるも若い大事な時間を棒に振る。
尖り過ぎてステージ活動を始める

・大学生 ベットから起きれなくなり中退

・現在 アイドル活動がセルフプロデュースのため大好きな作詞や振り付けやプロデュース業ができて日々楽しく奮闘中。毎日幸せ


という感じですね!

昭和歌謡や8.90年代のバンドやガロ系漫画への目覚めとか恋愛観や対人関係の歪みや家庭環境の疑問とかそういう細かいお話も書いていきますね

21歳にしてここまでキちゃってるという事はバックグラウンドがあるはず!と皆様薄々勘づいているので…

今回は何故赤城文がこうなったかざっくり振り返ってみましょう!

中学生の時に白塗りの美しさに魅入られてグルグル映畫館様や寺山修司の魅力に目覚めて色々辿って丸尾末広先生の「少女椿」に行き着いてブックオフまで自転車飛ばして買いに行ったりしていたらいつの間にかこうなっていました

学生時代は学校という狭い世界が気に食わなくて本に逃避する小説狂いだったので中学生の時に江戸川乱歩の芋虫や黒蜥蜴を読んで酷く高揚した記憶があります

幼少期からカルチャー親父な父親に沢山美術館に連れて行ってもらいましたが主に西洋画ばかりで、洗練された裸ばかりを見ても日本らしくそして見ちゃいけないような芸術が好きだなーと薄々思っていた私にはあまりピンと来なかったのですが

アングラカルチャーに出会ってから「今まで私が探していた芸術はここにある!やっと見つけたぞ!」と運命を感じたので生まれ付きこういう趣味なのできっかけみたいなのが未だに分からないのです

小学生の頃から好奇心旺盛でその頃から吉原の文化やジュニアアイドルを見漁っていたので(これに関しては別のコンプレックスも混じっている)自然とこうなったのでしょうね〜



次回
「20歳アイドル、ポルノ映画館で大惨事!」

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私は悲しい女なんかじゃないからセンシティブな音楽も聴かないし唯川恵の小説も二度と読まないし男に笑いかけないって強がって生きて気高くなった私が愛されてしまってちょっと優しくなれた時、人は傷つくことでしか変われないという間違いにようやく気付いた
忍び寄る恋より、押し寄せる愛。

2022.3.7 赤城文

PROFILE

赤城 文(アカギ アヤ)

2000年11月28日生まれ 東京都出身
セルフプロデュースアイドルグループ「あたし全部あげる。」のドールレッド担当と実の双子の妹(innesの可愛唯)と共に「ローストチェリーマーケット」として活動中。
主に作詞と振り付けを行なっている。

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