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2022.04.26
40歳までにやりたいこと②
文:Ape
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2022.04.26
文:Ape
FREEZINE運営メンバーのApeです。
自営でアパレル系ECサイトの運営などを行っております。あとバンド活動を結構ガチガチにやったりもしております。
現在は東京の端っこの高尾という町に住んでいますが、その前は流行の発信地原宿に8年ぐらい住んでいました。
さて、今回は以前書いたこちらの記事の続きになります。
僕は今年の2月に39歳の誕生日を迎えましたので、あと10ヶ月ほどで40歳になります。節目となる40歳までに何か実現すべきことは無いか、30代で何かやり残したことは無いか。そう言えば10年ほど前、30歳になる時には富士山登頂とフルマラソンに挑戦したなあ。前回の記事ではそういったことをネチネチと冗長気味に書き連ねました。
で、今回は具体的に、40歳までに僕が達成すべき目標、やりたいことを洗い出していこうと思っている訳であります。
僕のやっているバンドVery Apeは、2007年に「東海道ウォークプロジェクト」という企画を実施しました。
それは東京から東海道(国道1号)をひたすら歩いて京都まで行って、その様子をWeb上で面白おかしく公開してやろうという趣旨のものでしたが、当時まだSNSと言えばmixiという時代で、コンテンツサイトなんかもそんなに無かったはずなのに、よくインディーズバンドのWebサイトでこんな企画をやろうと思ったなあと、今振り返ると自分でも驚きますが、企画自体が行き当たりばったりだったために、実際に歩いてみるとすぐに足が痛くなってしまい、寒さにもやられて、22kmほど行った川崎あたりで敢え無くリタイアとなってしまいました。
その時に公開していたページを、この機会に再度そのまま公開してみましたので、こちらのページを実際に見ていただけたらと思うのですが、とにかくこの続きをやりたいなあとずーっと思っておりました。
あと10ヶ月以内にこれを実行するのはなかなか現実的ではなさそうですが、具体的な計画に落とし込むところぐらいまでは30代のうちにやっておきたいと思っています。
これは①の東海道ウォークプロジェクトとちょっとノリが近いですが、個人的に若かりし頃から一度はやってみたいと思っていたことです。
なんてことは無い、一日かけて山手線沿線を歩いてぐるっと1周するだけの企画ですけども、距離的には1周40km弱ぐらいらしいので、適度に大変で、適度に達成感があって非常に良さそうだなーと思っております。
しかも近年はスマホやSNSが発達しておりますので、このチャレンジをなんらかの形で実況中継できそうなのも面白そうだなと。
あの、これは完全に僕の勝手な思い込みのような意見なんですけども、人はアウトプットしなくなったら存在していないのと一緒だと思うんです。だから、どんなにくだらない発言でも行動でも作品でも思想でも、生きている限りどんどん発信していかなければと思うんです。
ってことで、この企画はかなりお手軽にやれると思いますので、必ず40歳までにやります!
極端に寒い時期や極端に暑い時期はキツイので、やるなら夏前ぐらいかなあとなんとなく思っております。
絶対にもう一度フルマラソンに挑戦したいという思いがありました。
僕と、FREEZINE運営メンバーでもある妻の清水 里華は2014年8月に結婚をしまして、その年の11月末から12月の頭にかけて新婚旅行に行きました。そのコースはかなり変わっていて、初日に山梨県の河口湖辺りに行って、翌日に富士山マラソンという大会に出場し、その翌日から沖縄に数日間滞在し、そのあと北海道に移動して数日間滞在するというものでした。
僕は前回の記事にも書いたように2012年にフルマラソンに出場して無事ゴールした経験がありましたので、妻とも一緒にあの達成感や感動を味わいたいと思い、新婚旅行の初っ端にマラソン大会への出場なんてものをブチ込んだのです。
しかし結果は、妻が足の激痛にやられて25kmぐらいの地点から走れなくなりタイムオーバーとなってしまいました。フルマラソンって本当に足の痛みとの戦いなんですよ。
それ以前は妻と一緒に楽しく近所をランニングをすることなどもあったのですが、この時の足痛リタイア以降、妻は走ることを嫌うようになり、一緒にランニングをしようと誘っても断られてしまうようになりました。
そんな我々夫婦は昨年1月に14年間住んだ渋谷区を離れ、現在の高尾に引っ越してきた訳ですが、それからというもの、妻は突然高尾の雄大な自然に誘われるように走ることに目覚め、自発的にほぼ毎朝ランニングをするようになりました。しかもその距離は毎朝10km以上で、月にすると200kmを軽く超えておりますので、いつの間にか僕のような気まぐれでたまに走るだけの似非ランナーとは違って本物のランナーになりそうな勢いなのであります。
それなら話は早い。改めて夫婦でフルマラソンに挑戦してやろうじゃないかってことで、これも絶対今年やりたいです。恐らくまた11月ぐらいに富士山マラソンが開催されると思いますので、それに参加しようと企んでおります。
やっぱり富士山は最高なんですよねー。
前回の記事に書いたように、僕は30歳目前で初めて富士登山に挑戦しまして、それから一気に山とか自然が好きになりました。あの時の経験がなければ僕は今高尾に住んでいないと思います。
原宿に住んでいた頃はストレスで頭がおかしくなりかけておりましたが、高尾に引っ越してきてからはメンタルが非常に安定しております。もちろん、若い頃は渋谷区に住んでいることによって刺激的な出会いや発見も多くてメチャクチャ楽しかったんですけど、歳を重ねてからは人や情報の多さがしんどくなってきて、気付けば今の高尾ライフの方が肌に合うようになっていました。
そんな、高尾移住のきっかけをくれた富士山マジありがとう!ってことで、40歳を目前に控えた今、ぜひお礼参り的に改めて富士山頂を目指したいと思っています。
出来れば富士登山未経験の人を一緒に連れて行って、登頂成功して感動している様子を横でニヤニヤ見たいですなー。
高尾山の近くに住んでいて登山が結構好き。且つ、マラソンに挑戦したりなど走ることも決して嫌いではない。
そんな僕に向いている競技というのは、実はトレイルランニングなのではないだろうかと最近思うようになりました。トレイルランというのはざっくり言うと山の中を走る中長距離走のことです。
僕の印象ではトレイルランってガチ勢が多いし、なんとなく意識高い系の人がやっているスポーツのイメージがあって、ちょっと取っ付きにくい感じがするのですが、そういった自分の中に勝手に芽生える壁やハードルをブチ壊すのは、今回のように節目節目に無理矢理設定した目標だったりすると思うんです。
実際、僕が30歳目前で設定したフルマラソンへの挑戦や富士山登頂などの目標も、当時は思い付きに近いような突飛なアイデアだったと思います。そして当時は若干苦手意識があったそれらの目標を苦難を乗り越えつつも達成した時、僕は新しい自分に出会ったような気がしました。
だから、未知の領域へのチャレンジや試練というのは、半ば強制的に自分に課し続けていった方が人生は豊かになるのではないかと思うのです。
という訳で、僕は40歳になるまでにトレイルランに挑戦してやろうと思います。
上にも少し書きましたが、僕は生きている限り自身の言動を何らかの形でアウトプットし続けなければならないという考えを持っておりますので、動画でコンスタントに発信していくために個人のYouTubeチャンネルを開設しようと思います。
実はこれはかなり前から考えていたことではあるのですが、なかなか一歩踏み出せずにもう何年も経ってしまいましたので、40歳を目前に控えた今、この機会にぜひトライしてみようと思います。
音楽のアウトプットはバンドで、文字のアウトプットはFREEZINEなどのWebメディアで、簡単なアウトプットはTwitterなどのSNSで、そして動画でのアウトプットは今後個人のYouTubeチャンネルで。
40歳からは、これまで以上に自分の生きた証や知見を世の中に撒き散らしながら生きていこうと、強い決意をもってこの記事を書いている訳であります。
ということで、今回は30代のうちにやっておきたいことを思いつくままに6つ書き出してみましたが、正直どれもしょうもないことだと思います。別にやる必要なくね?ってことばかりだと思います。
しかし、どこで何がどう繋がるか分からないのが人生の面白いところで、手数は多いに越したことはないと僕は思っています。しょうもないことでも何でもとにかく行動すれば経験値が上がり、経験値が上がればレベルが上がります。
僕は元々そんなに行動力のあるタイプの人間ではないのですが、これまでの人生もこうしてしょうもないチャレンジの計画を公言することで動かざるを得ない状況に自分を無理矢理追い込んで、なんとなく行動力のありそうな人の雰囲気を出しつつそれっぽくやってきました。
この記事を書いてしまったことで、ああ、僕はあと10ヶ月以内に山手線沿線を徒歩で1周して、フルマラソンに挑戦して、富士登山をして、トレイルランに挑戦して、YouTubeチャンネルを開設しなければいけないのか……と少し憂鬱になりますが、それを乗り越えた先にもっと面白い日々が待っていることはもう経験上分かっているので、なんとか自分を奮い立たせてしょうもないことにチャレンジしていこうと思います。そしてその中のいくつかは、今後FREEZINEで記事として経過報告していければと考えております。
Ape
戦慄のオルタナティヴロックバンドVery Apeのヴォーカル兼ベース。
mizuirono_inu、ロザンナ、バイドク等のバンドのサポートベースもたまに。
生業はECサイト運営、プリンタブルTシャツ卸売など。
AprilFool主宰。FREEZINE運営メンバー。